2017年6月2日

障害者向け◆リフレッシュやストレスコントロールの必要性

WORKMATEのブログ

障害者専用求人の採用面接を受ける際、面接官から「ストレスコントロール方法やリフレッシュ方法はありますか?」という質問を受けることがあります。

なぜ、面接官はそのような質問をするのでしょうか?

以前、とある特例子会社(※1)の人事担当者より、このようなエピソードを聞いたことがあります。

ある時、とある従業員に有給休暇を取得をするよう話したところ、「私は仕事が楽しいので、休みはいりません。家にいてもやることがないので、それなら仕事がしたいです」と答えたそうです。
しかし、人事担当者の方は、「せっかく稼いだお給料は自分のために使って欲しい」と思ったそうです。

企業側は、従業員に対して「長く安定して働いて欲しい」と考えています。「ストレスがたまって突然休まれたら困る(辞められたら困る)」、「プライベートを充実させることで、より仕事にやりがいを感じて欲しい」と考えています。
そのため、ストレスコントロール方法やリフレッシュ方法があるのか、気にしているのです。

休日にやるべきことといっても、ゴルフに行くとかバーベキューをするとか、無理やり行動的になる必要はありません。
「家でゆっくり映画を観ていると気分転換になる」、「困ったことは家族や友だちに相談し、悩みを抱えないようにする」など、自分なりのストレスコントロール方法やリフレッシュ方法があればいいのです。

仕事をしていると、誰でもストレスや疲れがたまってしまうものです。
仕事とプライベートにメリハリをつけ、自分なりの楽しい余暇の過ごし方が見つけることが、長く仕事を続けるポイントになると思います。

※1 特例子会社とは、企業グループが障害者を雇用するために設立する子会社です。

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