2017年4月18日

見た目は採用試験の合否に影響するのか?(ドラマ『人は見た目が100パーセント』)

2017年4月より、フジテレビ系列で『人は見た目が100パーセント』というドラマが放映されています。
(このブログを書いている時点では、第1話の放映が終わったところです。)

城之内純(桐谷美玲)、前田満子(水川あさみ)、佐藤聖良(ブルゾンちえみ)は、これまで製紙会社の研究室で、見た目を気にすることなく働いていました。
しかし、研究室が丸の内にある化粧品メーカーに吸収されることが決まります。
城之内たちは顔見せを兼ねた化粧品メーカーのパーティーに行きますが、場違いな見た目で参加してしまったために、恥ずかしい思いをします。更に、化粧品メーカーの國木田修 (鈴木浩介)から「人は見た目が100パーセントですから」といわれてしまいます。
化粧品メーカーで働くことを不安に思った城之内は転職活動をしますが、いい結果を出すことができません。そして、転職活動中にたまたま会った國木田から「あなた、自分の見た目が悪いから面接で落ちると思ってるんですか?だからです。そう思ってるから、落ちるんです」と、またしてもショックなことをいわれてしまいます。

…第1話のストーリーは、このように始まります。

さて、見た目が採用試験の合否に関係があるのかというと、多かれ少なかれ、影響はあります。
しかしその見た目とは、持って生まれた顔や体型のことではありません。

例えば、手書きの履歴書を書くときに「私は字が下手なので書きたくない」という悩みを持つ方がいます。
しかし、きれいな字と読みやすい字は違います。パソコンのMS明朝体のような字を書かねばならないということではありません。
文字には人それぞれのクセがありますが、同じ人が書いた文でも、走り書きで雑に書いた文と、丁寧に時間をかけて書いた文とでは、文字の読みやすさが違います。

人に読まれることを意識すれば丁寧な文字が書けるように、人に見られることを意識すれば印象のよい見た目を実現することは可能です。

シワのないスーツを着ること、寝ぐせのないヘアスタイルにすること、汚れていない鞄や靴を使うこと…
いい印象を持たれる見た目とは、第一に清潔感でしょう。

また、更に印象をよくするには、顔が明るく見えるようメイクを工夫したり、スタイルをよく見せるようスリムタイプのスーツを着るなどという方法もあります。

「見た目で判断されてしまう」と思うとなんだか自信がなくなりそうですが、ファッションやメイクでコンプレックスを隠せば、自分に自信が持てます。
また、好きなファッションやメイクを積極的に取り入れることで、自分のことがもっと好きになれることもあります。

学生の就職活動では、ある程度は見た目のルールが決まっており、どうしても他の就活生と同じ見た目にならざるをえません。
それでも、できる範囲でいいので、自分の気持ちが上がる&よりいい印象を持たれるファッションやメイクを取り入れれば、気分も前向きに、より充実した就職活動ができると思います。

ドラマ『人は見た目が100パーセント』は放映が始まったばかりですが、今後、登場人物の見た目と気持ちがどう変化していくのかが楽しみです。

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